サライ 1998.7.16 Vol.10 No.14 ■話題 開店 バング&オルフセン 卓越したデザイン意匠 北欧オーディオ・メーカー「B&O」の専門店 ■話題 ピープル 小川勝義 竹の根から茶道具を生み出す”竹取りの翁” ■話題 伝統 釣忍 軒先などに吊るして涼感を誘う夏の風物詩 涼を呼ぶ江戸の風物詩 ■話題 内装 アンティックうどん店 百年前の生活雑貨 500店を展示した老舗うどん店 店名 二都玉(ふたつだま)名古屋市中区金山2-13-10 052-321-0594 ■インタビュー 鈴木孝夫 71歳・言語学者 ”人にはでれだけの物が必要か”を問い、拾いの生活を実践 「人生最大の拾い物は家内です。いやどっちが拾われたんですかね」 人には無限の富や無限の品物は必要ない。 豊かかどうかは、気持ちの持ち方しだいです 物を捨てない生活ができるかどうかというは、 個人の資質によるといえますね ■特集 「非常識」で生きる十箇条 山本周五郎流ヘソ曲がり人生哲学 一、生活 ひとり暮らしで新聞もテレビも見ない 二、財産 人生では、借り方にまわるほうがよろしい 三、食 米の飯は旨すぎる、沢山食べないように警戒している 四、酒 酒がない人生なんて、ほんとうの人生ではない 五、酒 病気を酒のせいにするのは嗤うべき迷信です 六、旅行 大きな旅館やホテルには泊まらない 七、趣味 道具に凝るのはタブー、精神的な欲深さが大事 八、健康 下手な養生はかえって不養生 九、交遊 同業者とつきあっても何もならない 十、家族 かみさんがかわいそうだから、外で遊ぶ ■特集 50歳からの海外旅行 旅を快適にする道具術 ・安全確保と体力の維持を最優先 色川大吉 ・紙の風呂敷10枚は必需品 軽くてかさばらず、万能です 高峰秀子 ・個々の時間を過ごす道具があれば長期の旅でも夫婦円満 高田信也 ・準備万端は難しいが、旅先で揃えるのも一興 瀧本泰行 ・旅支度の原点は江戸時代の箱枕、最小限にして迷ったらやめる おそどまさこ ・鞄 持ち運びが楽で、デザインの良い旅の友11選 ・衣類 旅装に加えたい機能的で洒落た1枚 ・小物 貴重品は安全にスマートに持ち歩く ■特別企画 古来尊ばれてきた”幻の涼味”を味わう 山の水で作る天然氷 ・美味しさの秘密は長い時間と水にあり ●栃木県今市 松月氷室 ・料理長が作る天然氷の器が涼しさを演出 ●栃木・鬼怒川 鬼怒川グランドホテル ・究極の天然氷を”鏡氷”と呼ぶ ●埼玉・秩父 阿左美冷蔵 ■最後の庭師口伝 木と語る 第6回 木の手入れ 佐野藤右衛門 植藤造園第16代 木の手入れは、木の気持ちを知ることや 土の状態が、砂糖みたやったら乾きすぎ。 塩みたいやったら湿り気があるわけや。 人が来やすいのがいい庭。 遮蔽ばかり考えてはあかんのや。 【口伝の締め括り】 ・水やりは木の根元の土で判断する ・生け垣の内側を表と考える ・池貝の刈り込みは、怖がらないで思い切ってやる ・刈り込みは、春・盆過ぎ・正月前の年3回が理想 ■旅 ・続・誰も行かない日本一の風景 絶景 中禅寺湖・夏の星夜 栃木県日光市 ■食べ物 もう一つの旬 ほや塩辛 岩手県大船渡市 寒冷な海で4年かかって成熟する 夏の美味を塩と酒で封じ込める ほやは植物か動物か? 知的料理講座 台所が呼んでいる 炒り出し茄子 ■アート サライ美術館 イルフ童画館 武井武雄コレクションより 「童画」の宇宙 ■道具 新スタンダード生活道具図鑑 折り畳み傘 キャラバン(日本) 山岳用超軽量傘 ■車 普通科車会学 トヨタ/プログレNC300 ■読み物 紳士のブランド ファッション編 第10回 ジョン・スメドレー 英国 選び抜かれた原材料と200年を超える技術が生んだ 世界最高のニット製品 JOHN SMEDLEY 私の見つけたいい品好きな品 グラス 秋山庄太郎の麗しの銀幕スター 鰐淵晴子 駱駝の庭仕事 道具6 トレリス 続・定番朝飯自慢 古波蔵保好 折々の散歩道 夢前の笹ゆり ●花群落を探す旅 第1回 富良野 十勝岳を背に「ラベンダー」の紫が広がる たおやかな丘と空が重なる鮮やかな北の国