サライ 1997.9.18 Vol.9 No.18 ■話題 ・コレクション 貯金箱博物館 明治、対象、昭和の世相を映す貯金箱2000個。 骨董品店の2階に専門博物館 ■インタビュー 佐々木正 工学博士 情報は脳の食べ物です。 そして、人とあうということは一番いい食べ物なんです データの交換が情報通信ではない。 自分の思い、『情』があって初めて相手に伝わる『情報』になるんです 家庭があっても、お互いに自由。 夫婦それぞれの生活も認める。 相手を束縛するのは愛じゃない ■特集 美味しさは風まかせ 風が作った絶品の味 乾いた北海道の風が旨味をひきだす ・ドライビーフ ●北海道札幌郊外 零下10度の夜風が作る東北の珍味 ・凍み大根 ●青森県三戸郡 ・鮭の寒風干し ●青森県下北郡 ・干し餅 ●青森県南津軽郡 夏野平野の風と冬の山風が作る ・雷干し ●福島県郡山市 ・山の暮らしの保存食 ●福島県大沼郡 潮風が海の幸を加える ・わかめ ●神奈川県三浦市 風が奪いさる水分で決まる干物の味 ・干物 ●千葉県銚子市 風が作った葉っぱのお皿 ・(ほう)葉 ●岐阜県高山市 風穴でいっくり熟成を重ねる ・生ハム ●長野県安曇村 伊吹おろしが柿をあまくする ・干し柿 ●岐阜県大垣市 夏の味覚を冬の風が引き出す ・そうめん ●奈良県桜井市 ・かんぴょう ●鳥取県米子市 有明の海に揺れる夏の風物詩 ・干しダコ ●熊本県有明市 ■特集 創作者たちの「知」と「遊」の空間 作家の書斎拝見 ・山口瞳 散歩用防止と上着がある「知」と「遊」の快適空間 ・立原正秋 作品の世界そのままに整然とした小振りな書棚 ・澁澤龍彦 膨大な蔵書から生まれる漆器と埃が醸し出す空間 ・山田風太郎 夜半にひとり、書棚の間をさすらう楽しみ ・堀辰雄 分類カードまで作り整理。没後に完成した念願の書庫 ・市川崑 何度も補修した「細雪」と全作品のシナリオが収まる ・團伊玖磨 日本の古典と煙草が生み出す、大海原を望む創作空間 ・江戸川乱歩 土蔵の中に窺える書棚は耽美派・乱歩の宝箱 ■道具 新スタンダード生活道具図鑑 汎用リモコン ■食べ物 もう一つの旬 焼干し 青森県九艘泊 風と火と太陽が、海の滋味を濃縮して作った旨味の保存食 知的料理講座 台所が呼んでいる 冬瓜と鶏肉の豆鼓煮込み ■アート サライ美術館 鳥取県三朝温泉 理髪業梶川満さん シェービング・マグ コレクション 髭剃りの友 ■旅 駱駝の旅 西サモア 憧れの南の島で、青い海と白い雲 ゆったりと流れる期間を満喫する ■車 普通科車会学 トヨタ/ラウム Gパッケージ ■モノ語り チャイナタウン三都物語 中華街 ●長崎・新地中華街 発端をたどれば400年前。日本最古の歴史を誇る ●神戸・南京街 世界中の贖罪が処狭しと並んでいた「食品の蔵」 ●横浜・中華街 大小さまざまな「牌楼」は反映と復興のシンボル ■読み物 秋山庄太郎の麗しの銀幕スター 島崎雪子 紳士の服装手帖 コーデュロイ・パンツ 当世粋談義 無用の用 機能や勘弁さという観念から程遠い 容量の悪い生き方こそ、良し 暮らしの歳時記 添水(そうず) 百花物語 芙蓉 「芙蓉」は富士山の雅称でもある。 秀麗なるものは花なら芙蓉、山は富士山。 駱駝の庭 エボルブルス ラジオ原風景 昭和25年 ラジオ喫茶室 定番朝めし自慢 筒井寛秀 東大寺管長 折々の散歩道 夏の七草