1989.9.21 Vol.1 No.1 創刊号 ★ ■話題 ・世界中の入浴剤を、庭の露天風呂で楽しんでいる 芦原義信 建築家 ・水割り片手に横たわれば、ストレスなど雲散霧消。 近ごろ”体感音響椅子”に熱中 遠藤周作 作家 ・吉田茂が愛好した四国のまんじゅう屋、西麻布に開店 山田屋まんじゅう西麻布店 ・エッセイスト・クラブ賞を受賞した元外交官の”亀を愛して65年” 平原毅 元外交官 ・窓からの風景を絵にして10年、最新作は”暗雲の国会議事堂” 加藤卓二 衆議院議員 ■サライ・メッセージ 安岡章太郎 作家 人間は50歳から。 子供には決して見えない豊かな複眼の世界が開けてくる ■特集 世界にただ一つ ・グラス 堀禄助(厚木ナイロン工業社長) 世界中持ち歩く、酔っても手が滑らないカットグラス ・眼鏡フレーム 昭和天皇 愛用された熟練技の一生もの ・車・リムジン 大木清吾(橋本フォーミング工業社長) 自分だけの第二の寝室を持つ ・洋傘 天皇陛下 大喪の礼で使われたのは、柄も骨もすべて手作りの逸品 ・靴 安岡章太郎(作家) 朝霧と泥道に負けない散歩靴 ・鞄 石津謙介(ファッション・プロデューサー) イタリアの革、アメリカのデザインでオーダーする理由 ・原稿用紙 立花隆(作家) 考案し、商品化までした手をのせる場所がある200字詰め ・楊子 松尾芭蕉 奥の細道をともに旅した一本の総楊子 ・櫛 柳家金語楼 あのヘアスタイルをきめるため特注品を愛用 ・包丁 渡辺勉(東京最中種工業所社長) 都会に残る野鍛冶の特製品 ・トランクス ジョー・ディマジオ 元大リーガー 180番手のコットン ■サライ・パノラマ サライ民族博物館 雑貨に中に文化が見える昭和のモース コレクション ■車 文化車類学 BMW525i ゲルマンの合理主義をラテンの感性で味つけした知的ドイツ車 ■旅 大分県宇佐市 絵葉書にならない日本一の風景 八世紀から続く山紫水明 ■コラム ・天然色見本 危険印のユニフォーム オオスズメバチ キジドクチョウ オニヤンマ マングローブスネーク ・ミエの美学 ラブホテル 日本独自のお祭り建築 ・ベネツィアからの玉手箱 良い猫の住んでいる良い街 林丈二 路上観測家 ■食べ物 旬 ウニ 9月になると、北の端・礼文島のキタムラサキウニ漁が始まる ■インテリア 新スタンダード コップ 甦った、名門バカラの定番 陶屋のコップ ■ガーデンライフ 草刈り機 充電式の電動タイプで十分 ■アート 日曜美術館 ブレッソン 瞬間を芸術にした男 ライカで”決定的瞬間”を撮り続けた写真家 ■ファッション 素材 カシミヤ シルクロードが生んだもう一つの絹の感触 ■カタログ モノ語り 万年筆 歴史を変え世界を動かし、感動を後世に伝えた万年筆の物語 ・パーカー レーガン 前米大統領 コナン・ドイル 作家 プッチーニ 作曲家 大岡信 詩人 ・モンブラン 早坂暁 脚本家 ・シェーファー パウロ3世 法王 ・ウォーターマン リンドバーグ 冒険家 ミッテラン 仏大統領 ・プラチナ 石坂昭二郎 登山家 ・ペリカン トーマス・マン 作家 レマルク 作家 大島渚 映画監督